2018年07月01日更新

メインテートは心臓に対して効果を発揮する

メインテートメインテートは有効成分ビソプロロールフマル酸塩の働きで、交感神経からの拍動を促すカテコールアミンが心臓のβ受容体に到達する前に阻害し、心拍数が上がるのを抑制して効果を発揮する高血圧症治療薬です。
β受容体を遮断することからβ遮断薬もしくはベータブロッカーと呼ばれる系統に属するメインテートはβ遮断薬グループの中でも心臓のβ1受容体を選択的に阻害して、気管支のβ2受容体には影響しないため副作用が出にくいという利点を持っています。
カテコールアミンが血管のα受容体を遮断する薬はα遮断薬ですが、基本的に高血圧症治療ではメインテートをはじめβ遮断薬が使われています。

心拍が過剰に上がるのを抑えて降圧作用をもたらすメインテートは心臓を効果的に休ませることができます。
心臓が過剰に働くことで発作が起こりやすくなる狭心症対策にも役立てられ、弱い拍動のくり返しで十分な血液が送られにくくなる不整脈にも有効な治療薬です。
メインテートは高血圧症や狭心症では約70パーセント以上の人に改善がみられ、心室性期外収縮では50パーセント以上の人に効果がありました。
心臓の働き過ぎを抑制するメインテートの作用によって、高過ぎる心拍数が促す血圧上昇によって発症リスクが増す動脈硬化を防ぐことにも役立ちます。

β遮断薬は心不全の治療には不向きとされていました。
しかし、ヨーロッパなど海外では心不全治療に役立てられていることから、日本でも「虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全」の一部患者への治療が認められるようになりました。

心不全の治療経験が豊富な専門医によって処方される量などを加減しながら慎重に投与されます。
慢性心不全や頻脈性心房細動の治療以外では、1日1回5mgの服用で24時間効き目が持続するように成分が配合されています。
飲み合わせの悪い薬などに注意しながら用法用量を守って服用することで、メインテートの効果効能を役立てることが出来ます。

メインテートの使用に注意が必要な人とは?

ビソプロロールフマル酸塩の効能で心臓のβ1受容体にカテコールアミンが到達するのをブロックして心拍数上昇を抑制して血圧を下げるメインテートは、ベータブロッカーことβ遮断薬と呼ばれる系統の薬で、現在では血管に作用するα遮断薬よりも多く処方されるようになっています。
いくつかの系統がある降圧剤の中でも心臓の働きに関わる作用をもたらすβ遮断薬は使用に際して注意が必要な人や併用が禁じられている薬が少なくありません。

メインテートは心臓のβ1受容体を選択的に遮断して心拍数上昇を抑制して降圧するため、気管支のβ2受容体は阻害せず気管支への影響が極力抑えられ副作用が生じにくいとされています。
気管支ぜんそくや慢性気管支炎に罹っている人には処方されないことがあります。
ぜんそくの発作が心配される人は気管支収縮によって発作が誘発されてしまう心配もあることから、メインテートの使用には特に注意が必要とされます。

妊娠中の人は原則的にメインテートの服用は禁忌となっており授乳中も避けたほうが良いと言われています。
妊娠中の服用によって薬効が胎児に及んで徐脈が出たり血糖値が下がるといった影響が出かねないとされ、妊娠中には胎児への影響が抑えられている別のβ遮断薬が処方されます。
授乳中の人にも安全な別の薬が使われ、そのほか急性心不全や重い心臓の刺激伝導障害や徐脈、重い末梢循環障害や未治療の褐色細胞腫がある人はメインテートの使用が適さないケースです。
注意が必要なケースはぜんそくのある人や気管支炎や肺気腫で気管支けいれんの恐れがある場合、心臓の刺激伝導障害や徐脈、末梢循環障害や過度の低血圧・異型狭心症に乾癬、肝臓などが悪い人や高齢の人です。

血圧を下げるメインテートはふだんから血圧が低い人が飲んでしまうと低血圧になり過ぎる副作用が起こりやすくなってしまいます。
65才以上の人も副作用発症のリスクが上昇するため慎重な処方で様子をみるとされ、低血糖症の人も服用には要注意と言われます。
過剰な拍動を抑制して心臓を休めることで効果を発揮するメインテートは高齢の人ほど脈拍減少による徐脈や、過度の降圧によって脳梗塞のリスクが上昇することにも用心しなくてはなりません。
小児に処方される際も非常に慎重に行われるタイプの薬です。