正しい血圧の測り方を紹介

血圧の測定は、健康を管理するための基本とされています。
血圧はさまざまな疾病をひき起こす原因となるため、普段から測ることを習慣化するのが望ましいのです。
受診の時だけ測る、あるいはたまにしか測らない場合、病気を発見することは難しいものです。
どのような病気も、早期発見であれば治る可能性は高くなります。

高血圧は、脳梗塞・脳出血などの脳血管障害や、心筋梗塞・動脈硬化などの生活習慣病につながります。
また低血圧でも、動脈硬化を起こすことがあるので低いからといって安心はできないのです。
早期発見だけでなく、予防対策として生活習慣を見直すうえでも、血圧測定は健康のバロメーターとされています。

血圧を測定する女性血圧計にはさまざまな形態や種類がありますが、それぞれ正しい使い方を確認し、毎日同じ条件のもとで測ることが基本です。
血圧はちょっとしたことでも変化するため、精神状態が不安定になっているときは安定するまで待ちます。
朝は起床後に排尿・排便を済ませてからリラックスした状態で測り、晩は入浴後であれば1時間以上おいてから測定し、毎日同じ時間帯に測ることが大切です。
毎回2回ずつ測ることで、より正確な値を知ることができます。

測る部屋の室温も影響することがあるので、寒すぎず暑すぎない適温を確保します。
楽な姿勢で測定部位が心臓の高さになるようにし、正しい姿勢を保ち、上腕や手首に巻くベルトは、すき間のできないようピッタリと巻きます。
手首に巻くタイプでは、表示画面の位置が違うものもありますので、測定器の説明を読んで正しい測り方をおこなってください。

毎日朝晩の測定では平均値であっても、仕事中や就寝中に高くなっていることがあります。
測るタイミングではない時間帯に高血圧になっている場合は、自分ではなかなか知ることができません。
しかし仮面高血圧を疑う場合には、医師に相談してみることも必要ですが、腕時計タイプで定期的に測定するものもあるので検討してみる価値はあります。

様々な種類がある血圧計について

市販されている血圧計の種類は多く、家庭用に購入する場合には迷ってしまうものです。
血圧計には、「自動電子血圧計」「水銀血圧計」「アネロイド血圧計」の3種類があります。
家庭用としては主に「自動電子血圧計」が使われ、水銀・アネロイドは基本的に医療現場で使われています。
家庭用の血圧計でも「上腕式」「手首式」「指式」の3種類があり、使いやすいものを選ぶ選択肢が広がっています。

家庭で測ることが重要視されていることもあり、家庭用に購入する人が増えていますが、手軽に測れる「手首式」を使う人が多いようです。
手首式では正確に測れないという人は、「上腕式」を選んでいるようです。
このタイプには巻き付け型・アームイン型という2タイプがあり、自分でカフ(ベルト部分)を巻き付けることが難しい場合には、筒状になっているカフに腕を入れるタイプのアームイン型が選ばれています。

家庭用血圧計の価格もさまざまですが、手首式が2,000円台から15,000円程度、上腕巻き付け型が3,000円台から16,000円程度、上腕アームイン型は少々高めの10,000円台から24,000円程度となっています。
使う人に合った機能や形態を選び正確に測定することが大切です。

どのタイプを使用するにしても、測り方の条件として「排尿・排便を済ませたあとリラックスしてから」「毎日同じ時間帯に測る」「室温は常に適温」を基本に、健康管理をしていくと良いでしょう。
高血圧でも低血圧でも定期的に受診することや、食事のメニュー・運動不足など生活習慣を見直すことはとても大切です。
生活習慣病の予防や、早期発見で大事に至らないよう、日頃から自分や家族の健康に気をつかうことが必要です。
そのためにも血圧を測る習慣をつけることが重要なのです。

低血圧の場合に発生する症状について

血圧が通常より低い状態を示す低血圧。その診断基準は、血圧の数値で判断されます。
WHO(世界保健機構)で定める診断基準では、収縮期血圧(最高血圧)の数値が100mmHg以下、もしくは拡張期血圧(最低血圧)の数値が60mmHg以下の場合を指します。
そして低血圧は、原因によってさらに3種類に分かれます。

低血圧の中でも、なぜ起きるか原因が判断できないものは、「本態性低血圧」になります。
本態性低血圧は患者数も多いのですが、なにか明確な原因があるわけではありません。
ただ家族に低血圧の方がいると見られる場合が多いため、遺伝が関係しているとされています。
また血圧が低いことが多いため血色が悪く、筋肉量も少ないという特徴が見られます。

めまいに襲われる女性そんな本態性低血圧の場合、血流が全身に回りにくいため、疲れやすく、だるい感じがします。
まためまい・頭痛・不整脈・息切れといった症状も現れます。

一方病気や薬など、低血圧になる原因がはっきりしている場合が、「二次性低血圧」です。
疲れやすい・だるい・めまい・頭痛・息切れといった症状は本態性低血圧と同様ですが、二次性低血圧の場合何らかの病気によって起こります。
例えば重度の不整脈など心臓・血管に障害があると、十分血液を送ることができないため低血圧に陥ります。

内分泌系に異常があると血圧の調節がうまくできませんし、がんや潰瘍などで出血があると血管内を通る血液の量が少なくなります。
また薬の副作用で低血圧になることもあるので、注意が必要です。

そして急に立ち上がった時、一時的に起こるのが「起立性低血圧」です。
これは横になっていたり座っている状態から急に立ち上がろうとすると、足を通っていた血液が心臓に戻り切れず、一時的に血圧が急低下した状態を指します。
起立性低血圧の場合、急激に血圧が下がるため、めまい・立ちくらみ・失神・血の気が引いていくような感じがします。
なお起立性低血圧は自律神経の働きがあまり良くないと起こりやすいです。

低血圧を改善する方法とは?

低血圧の中でも「二次性低血圧」の場合は、原因がはっきりしています。
病気や薬の副作用など、原因となっているものを取り除くことで、改善することができます。

一方「本態性低血圧」「起立性低血圧」の場合は、日々の生活習慣を見直していく必要があります。
日々の運動・食事・睡眠が血圧と深く関係しているからです。
適度な運動は血流を促進する効果が期待できます。

筋力が上がれば血流も良い状態が保たれるため、低血圧の改善につながります。
また自律神経が乱れてると症状につながりやすくなります。
就寝・起床時間をできるだけ同じにし、しっかり睡眠を摂ることが大切です。

そして低血圧の改善で特に大切なのが、食事になります。
食事は3食しっかり食べるようにします。
特に朝食は1日のエネルギーを生み出すために必要なので、しっかり食べるようにしましょう。

食事の内容は、ナトリウム(食塩)の適量摂取とカリウムの過剰摂取を避けることに気をつけます。
ナトリウムは血管の収縮、カリウムは血管の拡張に必要な栄養素だからです。
ただし塩分は過剰摂取すると今度は高血圧につながってしまうため、注意が必要です。

また食事の際は、タンパク質も積極的に摂るようにしましょう。
タンパク質は筋肉や血液の材料になります。
十分血液がなければ血圧も上がらないので、肉・魚・卵・乳製品を出来るだけ食べるように心掛けます。

一方低血圧改善のために避けたいものが、アルコールです。
アルコールには血管を広げ、血圧を下げる作用があります。
この状態で立ち上がると起立性低血圧を起こす恐れがあるため、お酒を飲んだ際は急に立ち上がらないようにしましょう。

もし日常生活を整えても改善しない場合は、漢方・昇圧剤といった選択肢もあります。
まずは自分の生活を見直し、改善が見られないようなら医師などに相談するようにしましょう。

高血圧で怖いのは心筋梗塞と脳梗塞

現在日本では、60歳以上の人のおよそ6割以上の人が高血圧です。
還暦記念に同窓会で60歳の人が集まると、「俺なんか、上が200を超えたこともあるぞ」と高血圧の話に花が咲くことも少なくないでしょう。
そして、「赤信号みんなで渡れば怖くない」の如く、友人や知人などに高血圧の人がいると、いつの間にか医師から説明された高血圧の怖さを忘れてしまいます。

高血圧に悩まされる男性高血圧が怖いのは、血圧の高さだけではありません。
自覚症状はなくても、血圧が高い状態が長く続くと血管はダメージを受け続けることになります。
やがて加齢も加わって、血管が硬くなる動脈硬化が進行していきます。
動脈硬化が進行していくとその先に見えるのは、心筋梗塞や脳梗塞です。

血圧が120/80mmHg未満の人が脳梗塞や脳出血やくも膜下出血などの脳卒中を発症する割合は、年間1000人当たり7.3人です。
しかし、血圧が上が180mmHgまたは下が110mmHg以上の人は、1000人当たり61.7人です。
120/80mmHg未満の人のおよそ8倍にもなっています。

脳の血管が詰まるのが脳梗塞、脳の血管が破れるのが脳出血、脳を覆っているくも膜と言う部分の下で出血するのがくも膜下出血で、この3つを総称して脳卒中と呼んでいます。
脳卒中で亡くなられた方の約6割が脳梗塞、約3割が脳出血、約1割がくも膜下出血です。
2015年に脳卒中で死亡者数は11万2000人で、がん、心臓病、肺炎に次いで日本人の死因の第4位です。
脳卒中を発症すると約1割が命を取り留めることができずに死亡に至り、約6割の人は命が助かっても要介護の状態となっているのが現状です。

心筋梗塞などの虚血性心疾患の発症も、上の血圧が180mmHgまたは下の血圧が110mmHg以上の人は、およそ5倍と報告されています。
狭心症や心筋梗塞を起こす人の7~8割は高血圧です。
冠状動脈が75%程度狭くなるのが狭心症、完全に詰まってしまうのが心筋梗塞です。

急性心筋梗塞で亡くなられた人は、平成27年の人口動態統計によると、1年間で約3万7000人です。
このように、高血圧の人は脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるということを忘れずに、きちんと治療しましょう。

高血圧時に発生する合併症とは?

このように高血圧の状態が長く続くと、脳や心臓に大きなダメージを与えやすいことが判っています。
これは、血管の太さが関係します。腕や足の血管は末端に行くにつれて徐々に細くなっています。

しかし、脳や心臓の血管はそうではありません。
脳では、直径5ミリほどの血管が急に0.1ミリの細い血管になります。
心臓では、直径2.5センチの大動脈から急に直径2ミリほどの冠動脈になっています。

血管が急に細くなるので、大動脈にかかっていた圧力はそのまま細い血管にかかります。
高血圧があると、これらの細い血管に大きな負担がかかるので、血管が破れたり詰まったりして脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を招くことになります。
また、目の血管が破れて眼底出血することもあります。
このように、高血圧は自覚症状がないので、心筋梗塞や脳梗塞や眼底出血を起こしてから慌てて本気で治療を受ける人が多いのですが、このような事態に陥る前にしっかりと治療を受けてもらいたいものです。

また、高血圧は生活習慣病です。
高血圧になりやすい生活習慣を続けていると、脂質異常症や痛風などの他の生活習慣病を合併症とするリスクも高くなります。
高血圧に脂質異常症などの他の生活習慣病を合併症として併せ持つと、心筋梗塞や脳梗塞の発症への引き金を持つことになります。

これらの発症リスクはさらに掛け算式に何倍にも何十倍にも高くなると考えておいてください。
高血圧から心筋梗塞や脳梗塞、生活習慣病から心筋梗塞や脳梗塞への引き金を引かないためには、自覚症状がなくても、高血圧をきちんと治療して血圧をコントロールすることが重要です。

友達もみんな血圧が高いのだから、自分だけではないのだから大丈夫などと、油断しないようにしましょう。
変に傷を舐めあうのではなく、こういう努力をしているよ、こういう工夫をして減塩しているよ、などの情報を交換し合うようにしてください。

頻尿と高血圧と腎臓の関係について

高血圧症は現代人にとって珍しくない生活習慣病です。
血管を流れる血液の圧力が過剰になることで、血管破綻や動脈硬化に引き続く、放置すれば命に関わる事態へと至りかねないものですが、腎臓が原因で高血圧になることがある、ということはご存知でしょうか。

腎臓は体内の水分量をコントロールする臓器ですが、この腎臓に対して水分や塩分を尿に排出しないように働きかけ、血液の量を増やすことで血圧を上昇させるホルモンがあります。
それがアルドステロンというホルモンであり、副腎という内分泌臓器から分泌されるこのホルモンによって、血液の量が過剰になり、また余分な水分を排出する機構が抑制されるために高血圧は持続します。
そのため、動脈硬化や塩分過多などの血圧を上げる一般的な要因なく高血圧を発症します。

このアルドステロンの作用が過剰になる要因にはまずホルモン量そのものが過剰になる、というものがあります。
腎臓で産生されるレニンというホルモンが過剰になる場合、肺で産生されるアンジオテンシンが過剰になる場合、副腎で産生されるアルドステロンが過剰になる場合のいずれにおいても高血圧を発症します。
これら関連ホルモンの中には血液検査での測定が難しいものがあり、診断までに時間がかかることもしばしばです。
中にはこれらのホルモンを勝手に生む腫瘍が影響している場合もあり、たかが高血圧と甘く見ていると背景にある重篤な疾患に気がつかないことがあります。

また、これらのホルモンを受けとる腎臓の側に問題があることもあります。
ホルモンを受けとる器官である受容体がホルモンの作用を過剰に反映してしまうことでも高血圧を引き起こします。
また、ホルモン量を関知するセンサーの機能が低下することで十分にホルモンがあっても、分泌が抑制されなくなることもあります。
ホルモンに関連した複雑な制御システムのうちのいずれかが破綻しても高血圧を引き起こしかねないことは覚えておかなくてはなりません。

糖尿病と腎臓の関係を紹介

糖尿病も腎障害との間に密接な関係を有しています。
糖尿病とは文字通り、たくさんの糖分が尿中にまで出てしまうほど高血糖が持続してしまう代謝疾患ですが、余った糖分を処理するために足りないインスリンを産生しようと、膵臓の細胞が頑張るときにアミリンというタンパク質を同時に産生することで臓器障害を来たします。

このアミリンはアミロイドという良くないタンパク質へと変性し、膵臓や腎臓に溜まって正常構造を破壊します。
腎臓の糸球体が障害されると、まずろ過機能に障害を来たします。
尿中にアルブミンという最も分子が小さいタンパクが著明になり、やがて障害が著明になるとろ過機能はさらに低下し、大きな分子のタンパクさえ尿中に流失してしまうようになります。
糖尿病に伴う腎障害にはこのアミロイドの沈着具合と密接な関係があると言えるでしょう。

ろ過機能が障害されると、原尿の濃縮還元が出来なくなるため多尿や頻尿を来たします。
頻尿は年齢を重ねた場合の膀胱障害や括約筋の障害によっても生じることがあるために、それらの関係がある複数の要因が関与していないか慎重に精査する必要があります。
また、尿量や頻尿を初期症状として自覚する方は多いものの、実際はもっと早い段階で腎障害は進行しており、初期症状を自覚したところで多くの糸球体は既にボロボロでしょう。
そのころに治療を始めても腎機能の完全な回復は見込めませんので、そうなる前の対策が重要なのです。

腎臓は決して頑丈な組織ではありませんが、血圧や造血、身体の恒常性維持にとっても重要な組織です。
年齢を重ねても元気な腎臓とともに生活するために、血圧や血糖値など複数の検査項目について少し過敏なくらいに気にすることが必要かもしれません。

降圧剤の購入方法について紹介

主に高血圧症の治療に使われる降圧剤は、効果を発揮するメカニズムの違いによっていくつかのグループに分かれております。
それぞれの系統ごとに症状の度合いや体質、ほかの病気の薬との飲み合わせなどによって医師が最適な薬を処方します。
降圧剤の中には心臓の働きを左右するタイプの薬もあるため、どの系統の薬も市販薬は販売されていません。
病院で診察や検査を受け高血圧症と診断され処方せんが出されてから薬局で購入することが可能になり、医師や薬剤師の指示を守って服用を続けることになります。

高血圧症と診断され何らかの降圧剤の服用を続けている場合、症状を悪化させないために定期的に通院して検査や診察を受けてましょう。
医師から症状や体調を診てもらいながら、毎回必要な量の降圧剤の処方を受けて購入し服用を続けて行くことが理想的です。
実際は仕事が忙しかったり長期の旅行や出張など何らかの理由で病院へ行くことが出来ない場合、ストックが尽きてしまう心配が出て来ます。

降圧剤のおかげで適正な血圧を保っている人は服用を中止してしまうと高血圧症が悪化してしまう恐れもあります。
市販薬が無い降圧剤は病院へ行かない限り入手不可能ということで、かつては無理をしてでも病院へ行く必要がありました。
しかし、近年では降圧剤のような処方薬も通販で手に入れることが出来るようになりました。

個人輸入代行サイトを利用する男性本来は購入方法が非常に限られている処方薬の降圧剤も、現在ではネット上にある個人輸入代行の通販ショップから処方せん無しで購入可能になっています。
やむを得ない理由で病院へ行けない人や災害備蓄用にストックを多めに持っておきたい人、安価なジェネリック医薬品を試してみたい人などに重宝されています。

個人輸入代行ショップと言っても一般的なネット通販とほとんど変わらない構成で商品ページも日本語でわかりやすく書かれています。
薬ごとの効果効能はもちろん用法用量や注意事項など必要な詳細情報が記載されています。
欲しい降圧剤の数量を決めて注文し支払いを行うことで後日輸入品の薬が配送されて来るという大変便利な仕組みです。

医薬品個人輸入における注意点とは?

病院へ行って診察や検査を受け、医師から処方せんを出してもらう以外に購入方法が無かった降圧剤のような処方薬も、個人輸入代行という形式で処方せん無しで一般的なネット通販を利用するのとほとんど変わらない方法で入手出来るようになりました。
人気の医薬品個人輸入ショップもネット上に幾つかあります。
口コミなどの評判を元に自分に合った良いショップを見つけておくことで、処方を受けている降圧剤のストックが無くなりそうな時も安心感を持つことができます。

購入方法も一般的な通販ショップでの買い物とほぼ同じ流れで注文することができるため、気軽に利用する人も増えて来ました。
そぁそ購入している薬が確かに希望通りの品かどうかや届いた薬の詳細に関しても細部まで注意し、しっかり確認しておく必要があります。
最近は信用のおける個人輸入代行ショップが増えて来ましたが、中には偽物や使用期限切れの古い薬などを販売する良くない業者も存在すると言われ、注意が必要です。

個人輸入代行ショップを利用するメリットの1つに、日本ではまだ発売されていない海外ジェネリック医薬品が購入できることが挙げられます。
服用中の先発薬から安いジェネリックに変えることで薬代の節約にも繋げられますが、万が一偽物だった場合、粗悪な成分によって健康被害が生じかねない事態も想定し、用心深く購入することが大事です。

ネット通販での買い物は比較サイトなどで少しでも安いショップを選んで注文することが多いです。
医薬品の個人輸入ショップの場合は価格の安さよりも信用できる業者かどうかを基準に選ぶ方が安心です。
病院から処方を受ける場合と違って、個人輸入した医薬品で副作用などが起こったとしても輸入した自分自身の責任となるため、その点が不安な場合、個人輸入はあくまで補助的な利用に留めるほうが得策と言えます。

高血圧を改善してくれるサプリはある?

高血圧を改善してくれるサプリは何種類か発売されています。
そのひとつがニンニクに含まれるγ-グルタミル-S-アリルシステインを含んだサプリです。
ニンニクと言うと香辛料のイメージが強いのですが、健康にさまざまな良い影響を与える万能薬としても知られています。

サプリ詳しい研究の結果、ニンニクの成分であるγ-グルタミル-S-アリルシステインには血圧降下作用があることが判明しました。
γ-グルタミル-S-アリルシステインは特に生のニンニクにたっぷり含まれています。
生のニンニクを大量に摂取することはとても難しいのですが、ニンニクのサプリなら手軽に摂取できます。
ニンニクサプリを服用することで、高血圧の予防や治療に効果があると期待できます。

一方、アミノ酸が二種類以上繋ぎあった物質をペプチドと呼んでいます。
ペプチドが配合されているサプリも高血圧の人にはおすすめです。
ぺプチドは主に魚や肉、大豆と言ったたんぱく質に含まれており、血圧を上げる酵素を活性化させない働きをしています。
そのため高血圧の改善に効果的です。

ペプチドは他のたんぱく質と違って、体に吸収されやすいのが特徴です。
ペプチドを配合したサプリにはイワシのたんぱく質を分解して作られたものなどが7~8種類が発売されています。
たくさん種類があるので、自分にあったものを見つけると続けやすくなります。

また同じペプチドとして、乳酸菌であるラクトトリペプチドを配合したサプリも発売されています。
ラクトトリペプチドも同じように血圧を上げる働きをする物質を抑える効果があるので、高血圧の改善が期待できます。

DHAやEPAが含まれたサプリも高血圧の改善に役に立ちます。
DHAは血管にたまった脂肪を減少させ、血液の流れを良くしてくれる作用があります。
狭く固くなっていた血管は、DHAによりサラサラに変わっていきます。

また、漢方薬の中にも高血圧の改善に役に立つものもあります。釣藤散は高血圧で慢性頭痛に悩む人に適した漢方薬です。
このように高血圧の改善サプリもいろいろなものがあるので選ぶ時は成分や価格などをじっくりみて検討してから選ぶと良いでしょう。

血圧を下げる食材はある?

血圧は日々の食生活と大きな関わりがあります。血圧があがる原因に塩分の多い食事があげられます。
塩分を少なくする食事を取ると同時に、血圧を下げるような栄養素を取ることも必要です。

カリウムは、血液中の塩分を排出させやすくして、血圧を下げる栄養素です。
日本人は一般的にカリウムの摂取量が少ないと言われています。
カリウムは主に果物や野菜といった食材に含まれているので、バナナやアボカド、かぼちゃやほうれん草等の食材を積極的に取ることが血圧対策に有効です。

また、いわしやサンマ、サバなどの青魚も血圧対策には必要な食材です。
加齢や脂肪の多い食事などを取りすぎると動脈硬化が進行し、高血圧の原因になります。

いわしやサンマに含まれているDHAやEPAなどの栄養素は、動脈硬化を予防して血液をサラサラにする効果があることがわかっています。
DHAは血管を柔らかくして血流の流れを良くする効果があり、EPAは血栓を作らないように作用して血液の流れを良くしてくれます。
一般的に魚介類は肉に比べて低カロリーでヘルシーな食材なので積極的に取りたいものです。

水溶性食物繊維を含む食材は、体の外に塩分を輩出する役割をします。
水溶性食物繊維は果物や階層、芋類や野菜などに含まれています。
バナナやメロン、ごぼうや納豆などには水溶性食物繊維がたっぷり含まれているので、普段の食生活から意識して取るように心がけましょう。

お酢も高血圧対策としておすすめの食材です。
お酢は日々の食生活の中で少量ずつ取るようにすると効果があがります。
たとえば酢の物やピクルスなどを毎日食べると高血圧の改善に有効です。
オリーブオイルも体内の活性酸素を除去して、血圧を下げる作用があることがわかっています。

メインテートは心臓に対して効果を発揮する

メインテートメインテートは有効成分ビソプロロールフマル酸塩の働きで、交感神経からの拍動を促すカテコールアミンが心臓のβ受容体に到達する前に阻害し、心拍数が上がるのを抑制して効果を発揮する高血圧症治療薬です。
β受容体を遮断することからβ遮断薬もしくはベータブロッカーと呼ばれる系統に属するメインテートはβ遮断薬グループの中でも心臓のβ1受容体を選択的に阻害して、気管支のβ2受容体には影響しないため副作用が出にくいという利点を持っています。
カテコールアミンが血管のα受容体を遮断する薬はα遮断薬ですが、基本的に高血圧症治療ではメインテートをはじめβ遮断薬が使われています。

心拍が過剰に上がるのを抑えて降圧作用をもたらすメインテートは心臓を効果的に休ませることができます。
心臓が過剰に働くことで発作が起こりやすくなる狭心症対策にも役立てられ、弱い拍動のくり返しで十分な血液が送られにくくなる不整脈にも有効な治療薬です。
メインテートは高血圧症や狭心症では約70パーセント以上の人に改善がみられ、心室性期外収縮では50パーセント以上の人に効果がありました。
心臓の働き過ぎを抑制するメインテートの作用によって、高過ぎる心拍数が促す血圧上昇によって発症リスクが増す動脈硬化を防ぐことにも役立ちます。

β遮断薬は心不全の治療には不向きとされていました。
しかし、ヨーロッパなど海外では心不全治療に役立てられていることから、日本でも「虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全」の一部患者への治療が認められるようになりました。

心不全の治療経験が豊富な専門医によって処方される量などを加減しながら慎重に投与されます。
慢性心不全や頻脈性心房細動の治療以外では、1日1回5mgの服用で24時間効き目が持続するように成分が配合されています。
飲み合わせの悪い薬などに注意しながら用法用量を守って服用することで、メインテートの効果効能を役立てることが出来ます。

メインテートの使用に注意が必要な人とは?

ビソプロロールフマル酸塩の効能で心臓のβ1受容体にカテコールアミンが到達するのをブロックして心拍数上昇を抑制して血圧を下げるメインテートは、ベータブロッカーことβ遮断薬と呼ばれる系統の薬で、現在では血管に作用するα遮断薬よりも多く処方されるようになっています。
いくつかの系統がある降圧剤の中でも心臓の働きに関わる作用をもたらすβ遮断薬は使用に際して注意が必要な人や併用が禁じられている薬が少なくありません。

メインテートは心臓のβ1受容体を選択的に遮断して心拍数上昇を抑制して降圧するため、気管支のβ2受容体は阻害せず気管支への影響が極力抑えられ副作用が生じにくいとされています。
気管支ぜんそくや慢性気管支炎に罹っている人には処方されないことがあります。
ぜんそくの発作が心配される人は気管支収縮によって発作が誘発されてしまう心配もあることから、メインテートの使用には特に注意が必要とされます。

妊娠中の人は原則的にメインテートの服用は禁忌となっており授乳中も避けたほうが良いと言われています。
妊娠中の服用によって薬効が胎児に及んで徐脈が出たり血糖値が下がるといった影響が出かねないとされ、妊娠中には胎児への影響が抑えられている別のβ遮断薬が処方されます。
授乳中の人にも安全な別の薬が使われ、そのほか急性心不全や重い心臓の刺激伝導障害や徐脈、重い末梢循環障害や未治療の褐色細胞腫がある人はメインテートの使用が適さないケースです。
注意が必要なケースはぜんそくのある人や気管支炎や肺気腫で気管支けいれんの恐れがある場合、心臓の刺激伝導障害や徐脈、末梢循環障害や過度の低血圧・異型狭心症に乾癬、肝臓などが悪い人や高齢の人です。

血圧を下げるメインテートはふだんから血圧が低い人が飲んでしまうと低血圧になり過ぎる副作用が起こりやすくなってしまいます。
65才以上の人も副作用発症のリスクが上昇するため慎重な処方で様子をみるとされ、低血糖症の人も服用には要注意と言われます。
過剰な拍動を抑制して心臓を休めることで効果を発揮するメインテートは高齢の人ほど脈拍減少による徐脈や、過度の降圧によって脳梗塞のリスクが上昇することにも用心しなくてはなりません。
小児に処方される際も非常に慎重に行われるタイプの薬です。

妊婦はACE阻害薬のオルメテックに注意

オルメテック妊娠をしている時には全身の血液量が増えることや妊娠に伴う体の変化により血圧が高くなることがあります。
妊娠をしている状態で血圧が高くなると胎児への悪影響があるだけでなく、母体の負担も大きくなったり早産の危険が増してしまいます。
そのため血圧を正常な値で保つことが非常に大切になります。

しかし妊娠をしている時には血圧をコントロールする薬の中には服用ができない種類のものがあり、それがオルメテックという種類の高血圧治療薬です。
オルメテックはACE阻害薬という種類の薬になりますが、これはRA系阻害薬という薬の一種に分類されています。
そしてRA系阻害薬を服用した妊婦が羊水過少症や早産を起こしたという事例が報告されています。

RA系阻害薬は体が本来持っている血圧を上げるシステムに作用して血圧を下げる効果を出しますが、その時に使われている酵素がなんらかの原因で胎児に影響を与えるのでしょう。
羊水過少症というのは通常は子宮の中に満たされている羊水の量が少なくなってしまう状態です。
胎児は羊水の中でしか生存することはできないために、羊水が少なくなってくると子宮内で生きていけなくなります。

また羊水が少ないことも関係してなのか、発育が正常に進まずに頭蓋骨の形成不全や四肢の拘縮などの症状が起こる可能性もあります。
こういった症例は妊娠中期から後期にかけての期間においてオルメテックのような種類の薬を服用した時に起こっており、特に妊娠中期と後期には避けなくてはいけない種類の薬になります。

報告によるとこういった症例がみられるのは脂肪組織が多い人に頻発しているとされています。
脂肪組織の多い人というのは太っている人ということになりますが、そのことと胎児への影響はまだわかっていません。
しかし妊婦がオルメテックを服用すると胎児の発育を阻害することは確かなので、妊娠をしたかもしれないと思う人はオルメテックは服用しないように注意をしましょう。

高血圧に対しACE阻害薬が効く仕組みとは?

オルメテックはRA系阻害薬の一種であるACE阻害薬になりますが、オルメサルタンという成分が配合されています。
オルメサルタンはレニン-アンジオテンシン-アルドステロンという血圧を上げる仕組みに働きかけることで効果を発揮します。

この仕組みは人間の体の備わっている作用で、誰もが自然と体の中でこの作用が働いています。
まず全身の血液の量が少なくなるとレニンという物質を作りだします。
レニンはアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIという物質に変化させる力を持っています。

そしてアンジオテンシンIはACEという酵素によってアンジオテンシンIIへと変化します。
アンジオテンシンIIは血管を収縮させて血圧を上げる働きをします。

こういった仕組みで体の中の血液量が減少すると、体の中でこのような働きが自然と起こり、血圧を上げてちょうど良い値が維持されるようになっています。
この仕組みは通常は上がり過ぎた時にだけ作用するものです。
血圧が高い状態が続いている人の場合には、この仕組みのコントロールがうまく働かなくなり、常にこの仕組みが作動しているような状態になっていることがあります。

そういった場合には、血管が収縮した状態が続いていることになります。
そのため、この仕組みが作動しなくなるようにすることで、上がっていた値を下げることができるようになります。

オルメテックをはじめとするACE阻害薬はアンジオテンシンIIに作用することで、血圧を上げる物質をブロックして、上げ過ぎをストップさせます。
ACE阻害薬はこのような仕組みで血圧を下げる仕組みとなっており、高血圧以外にも臓器を保護する作用もあるということで、血圧の治療以外の場面でも使われている薬です。

カルシウム拮抗薬ノルバスクの紹介

ノルバスクノルバスクはカルシウム拮抗薬という系統に属する高血圧症治療薬で、有効成分アムロジピンベシル酸塩の働きでカルシウムイオンが血管壁に流れ込むのをブロックして効果的に血管を拡張させ、降圧作用をもたらします。
血管に直接作用して効果を発揮するカルシウム拮抗薬は他の臓器に影響を及ぼしにくいことから副作用が少なく、血管拡張によって血圧をしっかり下げることが可能なため高血圧治療の第一選択薬になっています。
そのカルシウム拮抗薬グループの中でもノルバスクは最も処方数が多い降圧剤です。

ノルバスクをはじめとするカルシウム拮抗薬は、血管平滑筋にあるカルシウムチャネルと呼ばれる受容体にカルシウムイオンが流入する前に阻止することで血管収縮を防ぎます。
血管以外に作用しない降圧剤ということで副作用が軽減されています。

カルシウム拮抗薬の中でも比較的新しい第3世代に属するノルバスクは初期世代よりも改良され、さらに副作用が少ない降圧剤として生み出されました。
カルシウムチャネルにはL型・T型・N型という3種類があります。
ノルバスクは血管に関わるL型を選択して作用するため、心拍に関わるT型や神経伝達物質を放出するN型には影響を及ぼさないことから、副作用は抑えて血管拡張作用のほうは向上させています。

ノルバスクの有効成分アムロジピンベシル酸塩は、服用後に薬の効き目が約半分になるとされる半減期が35.1時間という長さを持っていることから、1日1回の服用で24時間以上しっかりと降圧できるメリットも持っています。
ノルバスクは作用時間の長さにおいてもカルシウム拮抗薬の中でトップを誇ります。
いつもの時間に薬を飲み忘れてもすぐに血圧が上がることはないという安心感ももたらしている薬です。
効き目がゆっくりと穏やかにあらわれ、長時間にわたって安定して作用するタイプのノルバスクは狭心症の発作を抑えることには向いていませんが、発作が出るのをあらかじめ予防することに有効性を発揮します。

グレープフルーツには注意しましょう

高血圧症治療の第一選択薬カルシウム拮抗薬の中でも特に効き目に優れ安全性も高いとされるノルバスクは、数ある降圧剤の中で副作用が少ないことでも知られています。
飲み合わせに要注意の薬がいくつかあり、他の降圧剤はもちろん一部の抗生物質や高脂血症治療薬、免疫抑制剤など併用することで副作用が出る恐れがあります。
そのため、ノルバスク服用中には市販薬を利用する際も医師や薬剤師に相談することが大切です。

ノルバスクは小児への投与も認められている降圧剤ですが、小児の場合は1日1回2.5mg服用で5mgを超えないように指示されています。
妊娠中や授乳中は禁忌とされていますが、危険性はそれほど高くないことから医師の判断で処方されることがあると言われます。
血糖や脂質、尿酸等に影響しないノルバスクは合併症の多い高齢の人に向いている降圧剤で、長生き効果とも言われる予後改善効果が認められていることが魅力の一つでもあります。

有効性が高く効き目が長続きする上、副作用の少なさで安心感も高いノルバスクですが、他のカルシウム拮抗薬同様、グレープフルーツには注意すべきと言われています。
高血圧症治療薬すべてがグレープフルーツで副作用が起こるわけではありませんが、影響を受けてしまう種類こそがカルシウム拮抗薬グループの薬です。
グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という成分が小腸上皮細胞のCYP3A4という酵素の働きを阻害することで薬の分解が妨げられて血中濃度が上昇し、低血圧の副作用が生じてしまいます。

フラノクマリン類の小腸上皮細胞のCYP3A4への影響は長時間続くため、薬の服用と間隔をあけても血中濃度を上げる心配があり、低血圧になるリスクが懸念されます。
カルシウム拮抗薬に属していてもノルバスクは比較的影響を受けにくい降圧剤とされていますが、念のため服用を続けている間はグレープフルーツは避けておく方が安心です。
スウィーティーやぶんたん、はっさくや夏みかん・いよかんも不可ですが、温州みかんやオレンジ、レモンはカルシウム拮抗薬に影響しないとされています。